糖尿病専門外来とは?
糖尿病指導医の資格を持つ院長による専門外来です。
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糖尿病指導医とは?
糖尿病専門医の資格取得をめざす医師を指導・育成する資格をもつ医師のことです。
身体がだるい(倦怠感)
足がつる・しびれる
喉が渇く
むくみ
頻尿
尿が出にくい・残尿感がある
目がかすむ
物が見えにくい
痩せる
傷が治りにくい
精力低下
勃起障害
以上のような症状が気になったら、一度糖尿病の検査を受けてみて下さい。
また、身内に糖尿病の方がいらっしゃる場合も、ぜひご自身も一度検査を受けて下さい。
糖尿病、または糖尿病予備軍、境界型糖尿病、かくれ糖尿病の可能性があります。
糖尿病は、最初は自覚症状が出にくいために、ついつい放置してしまう患者さんが多いと思われます。しかし糖尿病は、血糖管理が不十分のまま数年間経過すると、糖尿病網膜症による視力の低下や失明、高血圧や高コレステロール血症との合併症により心筋梗塞や脳梗塞で亡くなったり、寝たきりになってしまいます。神経障害も出てくると足の感覚が麻痺してやけどをしやすくなったり、胃や腸の具合が悪くなり吐き気や嘔吐、下痢が続いて食事がとれなくなったりします。ED(勃起障害)は、糖尿病神経障害でも出現します。
私は、25年の勤務医時代にそのような合併症で悩んでいる患者さんをたくさん診てきました。なかには、足壊疽で膝下や膝上切断を余儀なくされた患者さんもいました。このように、糖尿病は、放置しておくと大変恐ろしい病気です。しかし、早期発見し、適切な治療をしていけば、必ずしもそうではありません。
今後、当クリニックを受診される患者さんには重症な合併症にはならないように誠心誠意努力していきたいと思います。
糖尿病の治療では、その患者さんの日々の生活習慣を知ることが大切です。その患者さんの、どの習慣を修正すればより血糖値のコントロールができるか、様々な糖尿の薬の中でどれが適しているか、それらは患者さんとの会話によってわかるものです。といっても、勤務医時代にはどうしても一人ひとりの患者さんに対して十分な時間が取れていたとはいえませんでした。
これからは診療時間を長くとり、患者さんのお話をできるだけ多く聞きたいと考えています。
東京都済生会中央病院勤務時代に教育入院の講義も担当していましたし、今まで様々なところでも講演会を行っていますので、糖尿病について何もわからない患者さんにもわかりやすく説明できると思います。