5月25日から27日まで有楽町の東京国際フォーラムで開かれた第49回糖尿病学会で話題になったGLP-1(グルカゴン様ペプチド)という注射薬についてお知らせします。

この物質の作用機序はインスリンの分泌を促進し、さらに血糖を上げるホルモンの分泌を抑制します。

また胃の蠕動運動を緩やかにして胃の中の物がすぐに小腸の方にいかないようにします。

従ってある程度満腹感が持続して食欲が抑制されます。

インスリンを分泌する細胞を増やしてくれます。

膵臓が疲弊してインスリン分泌が低下してくることはありません。

インスリンほど血糖降下作用は強くないようですが、インスリンが持っていない作用もあり、今後注目度が上昇してくると思います。

港区、芝大門にある花粉症、企業検診、ED外来もおこなう内科糖尿病専門クリニックです。

甲状腺外来もあります。

高血圧、高LDL血症の治療も行ないます。