米国のデユーク大学の研究によると、抵抗性運動には血糖コントロールをよくする効果はあるが、脂肪を減少させるには有酸素運動のほうが効果的であることが明らかになった。

1)有酸素運動:トレッドミルを使った走る運動

2)抵抗性運動:筋力を増強させるための筋力増強マシーンを使った運動

有酸素運動群は、上記運動を週130分、抵抗性群は上記運動を週3回、計3時間行い8か月間実施したところ有酸素群のほうが総体重および脂肪量が大きく減少した。

時間に余裕があれば抵抗性運動は筋力低下を予防するために有効ですので、有酸素運動と合わせて行うと良いと思いますが、忙しく運動療法にあまり時間を割けない人で減量を目的とする場合は有酸素療法が推奨されます。