インスリンと作用機序が異なる、1日1回の皮下注注射で血糖が良くなる注射薬が2010年初頭に発売になるそうです。
インスリン注射の場合1日に2-4回打つ必要がある場合も多いのですが、この注射は1日1回で効果があるそうです。
GLP-1という物質は食事を摂るときに消化管から分泌される物質で、インスリン分泌を促して血糖を下げる働きがあります。
インスリンと異なる特徴として、低血糖が起きにくい、また体重増加も起きにくいそうです。
ただしインスリン分泌を促して血糖を下げるためインスリン分泌機能が保たれている2型糖尿病の患者さんにのみ適応があります。
この注射薬の登場で治療薬の選択の幅が広がりそうです。
東京都港区にある糖尿病専門クリニックです。
芝公園、JR浜松町駅、大門駅から徒歩5分です。
内科の診療、食事指導、外来でのインスリン導入および禁煙外来(保険適応)もおこなっています。