UKPDSとは、英国で行なわれた大規模な臨床研究のことです(United Kingdom Prospective Diabetes)。
この研究の目的は厳格な血糖コントロールによって糖尿病の合併症が抑制可能かどうかを調査することでした。
HbA1cが8%以上の患者さんと7%以下に保たれている患者さんを比較したところ網膜症の発症率は25%減少していました。
逆に考えるとHbA1cが8%以上だと網膜症が発症しやすいということです。
HbA1cが高い人は自覚症状がなくても網膜症が出現していないか眼底検査を受けるようにしましょう。