日本人の中年男性を対象とした食べる速さと糖尿病の発症との関連についての論文が今年1月に日本疫学学会で発表されました。
35-55歳の非糖尿病男性2050人をゆっくり食べる群(A),普通の群(B)、やや速いーかなり速い群(C)の3群に分けて4年間追跡しました。
糖尿病の発症率(1000人・年当たり)がA9.9B15.6C17.3でした。
この論文では、食べる速さと新規糖尿病発症と関連していると結論しています。
糖尿病の患者さんでゆっくりよく噛んで食べるほうが食後血糖が上がりにくいこと、必要以上に過食にならないといわれています。
早食いにならないように注意しましょう。